はじめに

私たちの身の回りには、マンションなどのビルディングが数多くあります。これらの建物は、最初のうちは綺麗でひと際目をひきますが、時間の経過とともに徐々に劣化していきます。そうなると、どうしても建物の強度が低下してしまい、安全性が担保できなくなってしまいます。

今回紹介する丸栄産業株式会社は、「ビルの腐食をどうやって防ぐか」ということに力を注いでおり、鉄やコンクリートなどの建材を長期的に利用できる技術を開発しています。
ここでは、丸栄産業がどのような会社なのか、事業内容や実際の現場のバックアップ体制などについてご紹介します。

丸栄産業株式会社とは

丸栄産業は、「腐食への挑戦!」を企業理念としている会社です。ビルを構成する鉄やコンクリートは、いずれもやがて腐食・劣化します。その建物を簡単に廃棄としてしまうのは地球資源の大きな浪費であると、丸栄産業は考えています。いかに構造物の腐食や劣化を起こさずに、地球資源を効率的に活用できるかを、日々考えている会社です。

会社概要

社名:丸栄産業株式会社

本社所在地:福岡県北九州市小倉南区石原町 130-12

設立:昭和33年6月

代表:内田 康起(取締役社長)

事業内容:各種塗装工事 / 耐熱・耐酸塗装工事
     コンクリート防食・樹脂ライニング工事
     防食エンジニアリング / マンション・ビル大規模改修工事
     給排水設備改修工事 / 防水工事 / 土木工事 / 解体工事
     強化プラスチック(F.R.P)製品の設計・製作・据付

公式サイト:https://marueisangyou.jp/

丸栄産業株式会社の部門について

丸栄産業は、多角的な事業展開を行っています。社内を複数の部門に分けて、自分たちが果たすべき役割に専念できるような職場環境づくりに努めています。

プラント・鋼構造物塗装部門

プラントは、鉄やガソリンなど私たちの日常生活に、もはや欠かすことのできない設備です。このプラントは鋼構造物といって、すべて鉄によってできています。また、海岸沿いに建てられていることが多く、塩害や砂による摩耗のリスクは避けられません。そこで、丸栄産業の今までのノウハウを生かして、可能な限り長く利用できるようなメンテナンスの実施や、塗料開発を進めています。

常例部門

クライアントの製鉄所や製油所にスタッフを常駐させており、プラント設備のメンテナンスを担当しています。現在は、日本全国14か所に拠点を展開しています。長期にわたって同じ施設に常駐することで、プラント設備の情報をクライアントと共有しながら、ハイクオリティな施工を提供できます。

コンクリート防食・補強・改修部門

高速道路や上下水道など、インフラのほとんどはコンクリートで作られています。しかし、長年雨風にさらされると、徐々に劣化が進んでしまいます。そういった劣化の補強や改修を行うことで、社会が安全にインフラを利用できるようにするために、防腐・防食対策を施している部門でもあります。

マンション・ビルリニューアル部門

マンションやビルをリニューアルすることで、新築に近い状態に戻していきます。見た目を新築に近づけて美しい状態にするだけでなく、その時々のニーズに合わせて、使いやすさも追及しているのが大きな特色です。こうすることでリセールバリューを下げない、資産価値の維持に取り組んでいます。

技術開発部門

この部門では、塗料開発とロボット開発が主な業務内容です。塗料開発では、世界特許を取得した従来タイプの塗料とは全く異なる塗料を開発しています。これは、従来のものと比較して、優れた防食力を持っています。今もなお、現状に満足することなく、さらにパワーアップした塗料の開発を行っています。

ロボット開発では、世界的なロボットベンチャーと連携して開発を行っています。実際の施工現場では、人手不足や危険な場所での作業といった重大な課題を抱えています。これらの課題を克服するために、ロボットの開発を行っています。今後は、レールの上だけではなく、自走式で自由に動き回って作業できるような性能を上げたロボット開発を目標にしています。

工務部門

現場で活躍するスタッフのバックアップ体制を整備しているのも、丸栄産業における重要な部門の1つです。工務部門は、現場スタッフが働きやすいように人員調整や備品管理まで後方支援を行っている部門です。また、工事が適切に実施されているかなど、安全・品質の両面で必要な助言を行っています。

安全部門

丸栄産業の現場には、安全専任者というスタッフを常駐させています。工事が安全に行われているか、必要に応じて指導を行う役割です。現場スタッフへの関連法規や新しい器具の指導を通じて、くまなく現場のコンプライアンスと安全の重要性を啓もうしています。

まとめ

今回は、コンクリートや鉄の腐食を防ぐことを第一に、商品開発や現場作業に励んでいる丸栄産業株式会社について、ご紹介しました。

建物を建設するにあたって、老朽化は切っても切れない課題です。丸栄産業では、既存の建物に対して防食・防腐対策を行うことで、今ある資源を有効活用するための取り組みを継続しています。

また、商品開発にも積極的に取り組んでいます。特に、塗料開発では防食力に優れた、次世代の塗料を開発しており、世界特許を取得しているため業界でも高く評価されています。

丸栄産業の革新的な取り組みの数々を見ると、今後もさらなる成長が期待できるでしょう。