はじめに

鉄鋼業界では、日本は技術力や品質などにおいてトップレベルであると言われています。
また、日本国内でも、重要な産業として社会生活に大きな影響を与えている鉄鋼業界は、事業規模も大きいうえグローバルに活躍できるチャンスがあるため、長年注目を集めています。
そもそも、鉄鋼業界の歴史はどこから始まったのでしょうか?調べてみると、近代鉄鋼業の発祥地はイギリスでした。イギリスは、18世紀半ば以降に産業革命に伴う鉄鋼需要が高まり、近代鉄鋼技術が発明・発展され、第2次世界大戦前までには4カ国を中心として世界鉄鋼生産が行われたと言われています。

全体的な歴史はこのような感じですが、実は、日本の近代鉄鋼業は1857年に岩手県に建設された洋式高炉の創業からであるとされています。ちなみに、実際に現代の鉄鋼業の礎を築いたのは、福岡県北九州市にある製鉄所であるとも言われているんですよ。

それから100年以上が経ちましたが、今では日本は年間1億トンともいえる鉄を生産し、世界最高品質の鉄を提供する鉄鋼生産国となりました。

今回インタビューを行った緑鋼材株式会社は、なんと明治30年に創業した老舗中の老舗です。長い歴史に甘んずることなく最新の技術を取り入れ、時代の流れを読みながら全力で鉄と向き合う緑鋼材とは、どのような会社なのでしょうか。
ここでしか知ることのできない情報もありますので、ぜひ最後までご覧ください!

緑鋼材株式会社とは

まずは、緑鋼材株式会社について簡単に説明していきます。
緑鋼材は、メインの事業として鉄鋼加工、販売を行っているのですが、様々な加工を施し、お客様のもとへ高い品質の鉄を提供しています。
加工の種類は様々ですが、3次元・2次元レーザー加工、板金加工、パイプコースター、機械加工、開先加工などの沢山の手法で対応することが可能です。また、お客様の要望に応えられるようにするため、最新の設備も導入しています。
そうした企業努力により、長きに渡って緑鋼材株式会社は支持されてきたのです。

それでは、ここからは緑鋼材の方へのインタビューを紹介していきます!

緑鋼材株式会社へのインタビューはこちら!

緑鋼材の事業内容について教えてください。

緑鋼材では従来の一般鋼材販売に加え、鋼材一次加工品の販売も行っております。

鋼材一次加工品は、2次元レーザ加工機で2次元レーザ切断加工を行った鋼材(イタ)、帯ノコ・丸ノコ切断機でノコ切断(直切・斜切)を行った鋼材(形鋼)、パイプコースターでガス・プラズマ切断を行った大型鋼材(丸パイプ)に加え、3次元レーザ加工機で3次元レーザ切断加工を行った鋼材(形鋼)となります。
3次元レーザ切断加工システムは緑鋼材が国内で初めて開発したシステムであり、
他社様と比べると実績や経験面で優位であると考えております。また、お客様からの評判も非常に良いです。

最近は、お客様からの要望も以前と比べると多岐に渡っており、弊社としましても自社での加工可能領域を増やすため、開先・溶接・製缶といった加工にも取り組んでおります。今後もお客様のニーズに応えていくよう、日々進化し続けていきます。

顧客満足度向上のため、心掛けていることを教えてください。

まず、営業・業務・経理・総務等部門を問わず、緑鋼材に所属する全社員がお客さま思考のもと、感動を与え続けることが求められます。

緑鋼材では、そうした思考に基づいた提案、納品検査、技術の向上を目指しています。新たなお客さまには、我が社を理解して頂くためのプレゼンテーションを行い、お客様が使用されているものが我が社で加工可能であるならば、サンプル加工をして興味を持って頂くことを心掛けています。また、お客さまから可愛がって頂ける対応、お客さまへの万全のサービス、より高い技術、的確に守られる納期、これらを基本に「緑鋼材でないと安心できない」と思ってもらえるように努力しています。

逆に、お客様のミスを発見できるくらいの集中力をもたなければお客さまも安心して注文できないし、感動を与えることもできないと考えております。
お客様のニーズは常に変化しているため、それにどうしたら対応できるかを常に考えることで商品に付加価値をつけ、お客様と共に進化していくことを目指しています。

これまで印象に残っている出来事など、エピソードを教えてください。

緑鋼材は1897年(明治30年)に創業しましたが、当初は地場の鋼材特約店として、一般鋼材の販売を行っていました。その後バンドソーの導入により切断加工も行うようになっていましたが、人員の若返り、業務の完全コンピューター化を進めるなかで、顧客の発注形態も素材一括購入から、最適在庫・部品購入・二次加工に移行しつつある流れに対応し、レーザ加工の開発に取り組みました。

そして、2000年(平成12年)に3次元レーザマシン1号機を導入。これは本格的なレーザ加工としては、国内初となりました。これにより、それまで手間と時間がかかった「切欠き」、「穴あけ加工」、「開先とり」が効率よく、しかも熱による歪みもない高精度、高品質の加工ができるようになりました。その後、レーザ加工機は本社のみで7号機まで導入しました。

2014年(平成26年)には、島根県松江市に島根事業所を開設し、ここではレーザ加工機と産業ロボットを組み合わせた加工装置を導入しました。この導入もやはり国内初で、加工作業の自動化、24時間運転の実現となりました。また、島根事業所の稼働により、本社と合わせた在庫能力の増強も可能になり、鋼材価格の変動にも対応できるようになりました。

おわりに

以上が、緑鋼材株式会社のインタビューまとめでした!鉄鋼製品は、私たちの身の回りにありとあらゆる形になって利用されています。しかしながら、鉄鋼を加工、販売している会社に対して、これまで目を向けてこなかったという方が一定数いるのも確かです。

私たちが普段何気なく使っているものは、制作にあたり多くの方が関わり、熱いこだわりを持ってできあがっています。私は今回のインタビューを通して、「私たちの暮らしのすべては、誰かのおかげで成り立っている」と感じました。皆さんはどんな感想を持たれましたか?
これからも、緑鋼材株式会社の益々の発展を期待しております。

会社概要

社名 緑鋼材株式会社
所在地 〒733-0036 広島市西区観音新町四丁目6番17号
業務内容 鋼材販売・加工・板金加工
創業  明治30年
資本金 10,000,000円
公式サイト http://www.midorikozai.co.jp/