阿含宗の信仰

阿含宗の依経の阿含経は、これまでは小乗経典と呼ばれて、大乗仏教の宗派からは顧みられることがありませんでした。しかし、桐山管長はこの誤りを正して、お釈迦様直説の唯一の経典である阿含経を世の中に広めるため、1978年に阿含宗を立宗したのです。

仏教の信仰には「仏」「法」「僧」の三つが不可欠で、これを三宝と言います。仏教教団はこの三宝をすべてそろえていて、なおかつその三宝が正しいものでなければいけません。逆に言えば、三宝がそろっていない場合や正しくない場合は、その仏教教団は正統ではない、ということになります。

信仰の対象となる仏様を本尊と呼びます。阿含宗の本尊は真正仏舎利で、これはブッダである釈迦様のご聖骨です。ここにはお釈迦様の精霊が宿り、全仏教で生ける釈迦として尊崇されています。

真正仏舎利は仏教の総本尊です。世の仏教寺院の多くは木像や図像の仏を本尊としております。しかし、像とは「似せてかたどったもの」です。つまり、ニセモノなのです。それに対して、真正仏舎利は実在の仏のご聖骨なのです。まさに本当の「仏」と言えます。

次は「法」ですが、これは成仏法のことで、これを説いている仏教経典は阿含経だけです。この成仏法を実践する人は自ら成仏し、また死者のお霊を成仏させる力を備えるようになります。最後の「僧」とは「僧伽」の略で、本当の「仏」を祀り、真の成仏法を実践する教団を指します。

阿含宗は真正仏舎利を本尊とし、阿含経の成仏法を実践しております。ですから、阿含宗こそ真の「僧伽」なのです。このように阿含宗には、正しい、本物の三宝がそろっているのです。

水に浮く花

知慧と霊性の宗教、阿含宗

人が仏の持つ高度の智慧と霊性を備えてこそ、現代人が抱える、戦争、食料、環境などの諸問題を根本から解決する力を持つことができる、と阿含宗は説きます。

ですから、阿含宗は「智慧と霊性の宗教」なのです。この智慧と霊性は簡単に得られるものではありませんが、これに至った人間こそ正しい愛の心、深い慈悲心、高い道徳性を持つことができます。智慧と霊性こそがすべての根幹であって、これらが開顕しないために、人同士が傷つけ合い、奪い合い、殺し合うという、悲しい出来事が起きるのです。

世界中で起こっている悲劇と不幸は、人の智慧と霊性が開顕していないからなのです。ひとことで言えば、人が愚かだからこそ、悲劇や不幸が生まれるのです。阿含宗では、人類を破滅から救うために、世界の平和を願いながら、自ら智慧と霊性を開顕する成仏法を実践し、それを世界へと広めています。

阿含宗による世界平和祈念の護摩法要は、「人類救済の御聖火」によって営まれます。この御聖火の源は、阿含宗の管長・桐山靖雄大僧正が1970年に焚いた「念力の護摩」です。「念力の護摩」とはマッチやライターなどを使わず、修行によって得た念力により、生木に火をつけて営む密教最高の難行です。

桐山管長はこれを成就し、阿含宗ではその時の御聖火を絶やさず灯し続け、沖縄や広島をはじめ世界各地で、世界平和と人々の幸福を祈り続けてきました。だからこそ、この御聖火は「人類救済の御聖火」なのです。

炎

阿含宗と阿含経

阿含宗は「完全仏教」を標榜しております。お釈迦さま直説の阿含経を中心とし、スリランカやタイなどに伝わった南伝仏教、中国や朝鮮半島を経て日本に伝わった北伝仏教、チベットやブータンに伝わった東伝仏教と、仏教の全てを綜合しているからです。

仏教教義の根幹は「因縁果報」です。「因」とは直接原因で、この因があればそれを助ける間接原因の「縁」が生じ、それによって結果の「果」と、その報いである「報」が生じるというものです。そこから物事の原因となるもののことを「因縁」と言います。

この因縁には、人を不幸に導く「運命上の因縁」があり、それには、家の運気を悪くする「家運衰退の因縁」、刑罰に必ず遭う「刑獄の因縁」などがあり、これらを切るために阿含宗では成仏法を実践しています。

阿含宗ではまず、仏舎利宝珠尊解脱宝生行という成仏法を実践しますが、そこには仏舎利を供養するための聖典勤行があります。その勤行では成仏法が説かれた二つの阿含経を読経します。お釈迦さま直説であり、成仏法が説かれた阿含経を読誦することは、非常に功徳が大きいのです。また、日本は神国であることから、阿含宗の道場の多くでは神界の神もお祀りしております。

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