UTテクノロジーが描くエンジニアリングの未来

UTテクノロジーは、品川区東五反田に本社を置く技術系のアウソーシング企業で、主に半導体関連や通信・家電機器、自動車分野などの設計から開発までをトータルにサポートしている会社です。平成17年に設立された同社は資本金4,500万円、東京本社の他、仙台、大阪、名古屋、広島、福岡などに拠点を構え、福岡支店にはオフィスの他に開発センターも併設されています。

UTテクノロジーは、現在グループ企業7社を抱えるUTグループの一員で、提携しているグループ企業各社とも協力しながら、様々な分野への人材提供、技術者支援、技術アドバイス、およびエンジニア育成などを行っています。同社の特筆すべき特徴としては、人材の提供を従来のようなアルバイトや派遣という形ではなく、原則として正社員雇用によって実現している点にあります。

また、企業コンプライアンスの理念もしっかりと形成されているため、事業のIT化や多角化、人材離れといった経営の不安定性が高まっている現況において、顧客となる取引先に対し、柔軟かつ確実性の高い信頼出来る技術者アウトソーシングを行うことを可能にしています。情報流出やハッキングなどのグローバルな不安が懸念されている中で、企業倫理をしっかりと保ち、健全な事業運営が出来ていることが同社の強みです。

また、UTテクノロジーの特色として、様々な従業員サポートが行われている点も挙げることが出来ます。社員持株会による個々人の経営参加や、エントリー制度による管理職ポストの社内公募など、全社が一体となって有機的に活動できるような各種の取り組みが行われています。これらの積極的な社員支援によって、高い定着率やクライアントからの高評価など、人材育成型の総合企業として着実な成果を上げることに成功しています。

キーボードの上のミニチュア

多面化されたプロジェクトへの柔軟で質の高い参画

UTテクノロジーがサービスを提供している業種には様々な分野がありますが、同社の技術者は、端末となるソフトウェアを開発するだけでなく、ハードウェアの設計から業務系ソフトウェアの開発まで、デジタルマニファクチャリングの視点から、ハード・ソフトの設計・開発を同時に行うことで、経営の効率化、プロジェクトの多面化、競争力の強化といった多くの利点を生むことに成功しています。

まず、端末となるソフトウェアの開発では、スマートフォンやウェアラブルコンピュータなどモバイル通信機器のシステム開発、カーナビゲーションや車載カメラなど車載通信機器のソフトウェア開発、医療機器の制御システム、太陽光パネルやハイブリッドカーなどの環境エネルギー分野でのシステム開発などを行っています。

ハードウェアの設計においては、携帯電話やスマートフォンなどの回路設計および筐体設計、産業用リチウムイオン電池や電気自動車用の急速充電器の設計、電気自動車やハイブリッドカー・ファクトリーオートメーションなどのパワーエレクトロニクス関連での回路設計なども得意としています。このようにハードウェアの設計についても一体的に携わることの出来る点が、UTテクノロジーのサービスにおける強みであると言えます。

また、UTテクノロジーは、スマートファクトリーと呼ばれる総合的な業務ソフトウェア開発の面でも注力していて、製造業向けの資材調達システムや生産管理システム、在庫管理システムなどをトータルにサポートしています。医療事務システムや院内業務支援システムなどの医療分野でも高い成果を出しています。

多角化し、年々複雑になっていく製造業の多くの工程に同時に参加するために、同社ではシーメンスPLMソフトウェアなど外部ソフトウェア会社と提携しての、専用スキル養成ソフトを用いた社員研修も行われています。

パソコン作業をする手元

自ら考え行動出来る人材を積極的に活かせる企業

UTテクノロジーが、このように動的で柔軟性の高い企業サポートが出来ているのは、同社が基盤としているチーム制でのプロジェクト運営によるところが大きいでしょう。プロジェクト・リーダーなどの責任制度を厳しく適用することで、企業が求める戦略的でリアルタイムな商品開発に携わることを可能にしています。

取引先となる顧客の要請に応え、プロジェクトを積極的に推進し、また能動的に支援することが出来る人材には高い評価が与えられます。人事評価は年に1度実施され、各人の実績に応じた昇給や賞与の支給などが行われています。透明性のある評価制度は同社のコンプライアンスを高め、また社員のモチベーションを維持することにも貢献しています。

UTテクノロジーにおいて必要とされている人材とは、こうした自分で考えることが出来、様々な企画や提案などが現場からも提示することができる人であると言えます。事業を積極的に推し進めることが出来る人材に対しては、FCマネージャーや管理職といった責任性の高い、また自分の意見や理想を活用することの出来る立場が与えられています。

UTテクノロジーでは、人材は単なるユニットとしてではなく、付加価値の高い資源として捉えられています。会社を育てるのは人であり、従業員が成長することで、企業のポテンシャルを同時的に高めていこうという意欲的な試みが、こうした取り組みのなかに見えてきます。次世代の発想に基づいて働く人すべてがいきいきと出来る、そのことによって企業倫理を高め、社会環境を率先して形づくっていくことは、同社が常に目標としていることなのです。