株式会社ミュートスの医療貢献戦略とは

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株式会社ミュートスについて

株式会社ミュートスは、2006年に代表を務める佐藤正晴たちにより設立された、医薬・医療従事者向けのITソリューションを提供する会社になります。
大阪府大阪市に本社を持つこの会社は、設立翌年の1月に医療薬品メーカーのSFAシステムを受注するなどの高い成果が投資家にも認められ、立ち上げ時の10万円から、2013年の第三者割当増資までに9210万円の資本金に至っております。

株式会社ミュートスのSFAシステム

最初に株式会社ミュートスが受注したSFAシステムは、その後、佐藤が考える「短納期・低価格、高品質」SFAソリューションへと発展し、MR-SFAというシステムとして販売されています。
国内の最新の状況に合わせ更新をしている即時利用可能なテンプレートを有したシステムは、お客様に実際に利用してもらいながら、お客様の使い勝手・会社の既存システムとの接続性をご確認いただき分析を行う「Fit&Gap」方式で開発を行います。
そのため、システムに詳しくない現場の方でも要望を出すことができ、喜んでご利用いただける「高品質」ソリューションを提供できるうえ、ベース部分からのフルスクラッチ開発を必要としないことで開発工数を節約できる「安い・早い」開発を実現しております。
そのことが、実績にも表れており、すでに13社以上の会社に導入されています。このシステムは、タブレット端末やスマートフォンとの連携を図ることもできるシステムとなっているため、出先で営業活動を行うMRの方々のプレゼンテーションの支援や、報告書・旅費精算といった日常業務の支援も行うことができるようになっています。
そして、これらの統計管理を可能とすることで、営業企画部門における業務効率分析や効率アップを図るためのツールにもなっています。

薬を服用しない患者や残薬の問題

株式会社ミュートスが、SFAシステムの次に着目したのは、薬を服用しない患者や残薬の問題でした。ある製薬メーカーの調査では、薬を飲まない理由の70%以上が飲み忘れで、そのほとんどの方が、医師の診断の際に薬を飲んでいるか問われると「飲んでいる」と答えていることが分かりました。
医師は、薬が効いていないと判断するため、より強い薬を処方することになりますが、それがトラブルにつながることもあるのです。
また、飲まずにいた残薬を患者の勝手な判断で飲んでしまいトラブルにつながることも問題となっています。
佐藤は、この問題を解決するためにITが利用できることに気付きます。そして、2007年10月には、その後リリースされる「おくすりアラーム」というクラウドソリューションのビジネスモデル特許を申請します。

カプセル薬

おくすりアラーム

「おくすりアラーム」は、患者が携帯電話やスマートフォン等のメールアドレスを登録すると、薬を飲むタイミングに合わせて、服用を促すメールを送信する仕組みになっています。
携帯電話やスマートフォンのアドレスというところがポイントで、常に持ち歩くものになりますので、外出先でも薬を飲むことを思い出させてくれます。また、前述の調査では25%の人が自己判断で薬を飲むことをやめたり、量を調節するという事も分かりました。
「おくすりアラーム」は、アドヒアランス(患者が主体的に治療に参加する)を高めるために、ただ、薬を飲むというアラームだけでなく、薬剤メーカーがコンテンツやメッセージを送ることが出来るようにし、患者に病気や薬に対する意識を高めてもらう仕組みも提供しています。
さらに、利用者の統計情報を見ることもできるようになっており、薬の使用状況等の情報を次の薬の開発に役立てることもできるため、患者にも、薬剤メーカーにも、医師にも役立つソリューションを作り上げることに成功しています。
「おくすりアラーム」は、株式会社ミュートスが提供するWebサービスである「あっとからだ」にも組み込まれています。
「あっとからだ」は、会社設立からわずかに2年後の2008年にリリースされた、PHR(PersonalHealthRecord:自分の健康と医療に関する情報を記録し、自分で所有し役立てる)を実現することができるポータルサイトになります。
個人でも会員登録をすると利用することができ、サイト上には、健康に関する豆知識・ジェネリック薬情報といった様々なコンテンツとともに、様々なツールが提供されています。

アラームマーク

「あっとからだ」に提供されているツールには、「おくすりアラーム」の他に、脈拍や体温、血圧と言った情報を管理できるマイ健康値、血液検査や健康診断の結果を管理できるMERS、体重や体脂肪率、食べたものを管理できるマイダイエットと、健康・ダイエット・ウォーキング・禁煙に関する管理ツールが用意されています。
株式会社ミュートスは、「あっとからだ」を、個人での利用だけでなく、所属する法人の健康診断や医務室と連携することで、個人の入力の負担を減らしつつ、健康管理を行うことができると考えました。
2010年にはパソコンのCPUで有名なインテル株式会社を中心として標準化が進んでいる「ContinuaHealthAlliance」に加盟し、2011年にはインテル株式会社の社員向けPHRシステムとして採用されています。
インテル株式会社に採用された時点で、法人向けの健康診断情報管理を行うMERSは、すでに6社で利用されていましたが、「あっとからだ」が採用されることで、従業員が他社へ転職した場合でも、過去の健康診断情報を「あっとからだ」のMERSを通して確認することができるようになりました。

医療従事者の業務支援を行う個性的で役立つ様々なソリューション

株式会社ミュートスは、他にも、MRの資格を取ろうとする方が業務や生活の空いた時間を利用して勉強ができる「スキマドリル」や、15万人以上の医師に医療機器・医薬品情報を提供できる広告サービスの「CURASAW」、高いセキュリティ環境を保ちつつ、外出先の営業マンや会社にいるスタッフをつなぎSNS・オンラインミーティングを実現する「EAKS」といった、IT環境を最大に生かし医療従事者の業務支援を行う個性的で役立つ様々なソリューションを提供しています。
代表の佐藤がビジョンとして掲げる、『ドメインとなる医薬・医療産業に「システムインテグレーション」「クラウドサービス」「プロモーション」の3つの戦略を通して、お客様「すべての発展に貢献する」』ことを具現化したソリューションの開発は、今後も加速し様々なシーンで役立つことが期待されます。

医療

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