昭和の時代から続く建設資材メーカー

国元商会は1952(昭和27)年大阪にて創業し、7年後の1959(昭和34)年に株式会社国元商会として設立しました。建設資材の製造販売を行う会社で、とくに土木・建設仮設資材と木造住宅用資材を取り扱っています。

本社は大阪市鶴見区にあり、工場が併設されすぐそばには物流センターも設置されています。また、東京都千代田区神田に東京支店を開設しており、このほかにも福岡市博多区に九州営業所、鹿児島県姶良市に工場も置かれています。さらに、関連会社である株式会社のクニモト札幌があります。

特徴としては従業員数が100人強で、全国規模で営業を行っている点があげられます。
そして、国元商会の建材は現場から一味違うと高い評価受けていることもあげられるでしょう。このような評価を受けている理由の1つには同社が「師は自然に在り」と考えていることが影響しています。自然は何十億年という営みを続けてきたため普遍的な摂理があり、そこから学ぶことで良いものや優れた人材を育成できると同社では考えているのです。自然に従って開発された商品は無理や無駄がないため、結果として使い勝手の良いものになることは間違いありません。
また、国元商会は社会に有用な製品を提供することで、社会貢献を図れると信じています。企業の目的は世の中を良くすることだという視点から商品が開発されるため、安全で便利な製品が誕生するのだと考えられます。

さらに、同社では不易流行という視点も持ち合わせています。人として変わってはいけない部分は大切に守りますが、技術の進歩については積極的に対応していく姿勢を貫いています。新しい技術を次々に取り入れるからこそ、同社の製品は一味違うものになるのでしょう。
このように有為な製品を生み出しているからこそ、同社が全国規模で営業を行っていることも不思議なことではないのです。

高評価の具体的な理由

国元商会の製品が高評価なのは他にも理由があげられます。
1986年(昭和61)年に本社機能を大阪市鶴見区に移して以来、本社と工場は併設されています。
このため、営業部門が顧客から受け取った要望を素早く開発部門に届けることができます。要望を受け取った開発部門は、マーケティング予測に基づく原価計算および利益計算のほか法令適合性などを考慮したうえで、商品の開発を検討します。開発においてはアイデアを重視しており、独創性や付加価値、さらに国元商会らしさを大切にしています。こうしたコンセプトを形にするためには何度も試作を繰り返さなければなりません。同社の開発部は日々、試作に取り組んでいます。
また、同社では顧客の要望も開発に取り入れています。顧客から試作品に不満があった場合は、満足が得られるまで試作を繰り返します。このように、手間と人手をかけて商品の開発を行うため、同社の製品は現場から高評価を得られるのでしょう。

また、製造においても改善を怠りません。若手のスタッフが品質、コスト、納期の面で改善点がないか日頃からチェックを実施しています。
品質面では企画から始まり、金型の作成や組み立てまで全て自社一貫して行うことで、責任をもって品質管理を行える体制を築き、コスト面では工場の無人化を推進しており、さらに原価や生産コストを可視化して経費の削減を図っています。
また、納期面では営業部門と協力し在庫管理の徹底を図ることで顧客にいつでも迅速に製品を提供できる体制を構築しています。
独自の技術が外部に流出して競争力が失われないように、ブラックボックス化にも熱心に取り組んでいます。
このように開発や製造について努力を続ける同社の取り組みは今後も継続され、製品の品質は向上し続けるでしょう。

なまず

創意工夫があふれる製品

国元商会では土木・建設資材の分野においては仮設・安全用金具や枠型、設備用金具など建設工事に欠かせない部品を手がけています。1966(昭和41)年にはクサビ式の型枠締付金物で特許をとっており、同社の十八番とも言える製品となりました。国元商会ならではの創意工夫が凝らされているのが特徴です。
例えば、KSコ型クランプは優れた機能性が評価され第14回科学技術庁長官賞を受賞しています。この製品はコ型の構造で高い安定性を誇ります。

木造住宅用資材は地震の際に土台や柱に来る衝撃を吸収するダイカラットや防鼠材などを取り扱い、ダイカラットはステンレス製なので腐食に強く半永久的に使用できます。また、独自に開発したメッシュ構造が施されており、木材にかかる負担を軽減できるようになっています。防鼠材もステンレスを使用していることで、家に長く快適に暮らし続けることを可能にしています。

国元商会のカルボボードは竹炭を使った形成パネルで、学校や飲食店、住宅などの天井や壁に使用され、吸湿効果と脱臭効果があるため利用者からの評判が高い製品となっています。なお、カルボボードは鹿児島工場で2011年から製造を開始しました。これまで金属の資材を作っていた国元商会にとっては新たな試みになりました。

住宅や公共施設、オフィスビルなどの建設には仮設用の資材が必要不可欠になりますが、その資材を目に見えない部分だからといって疎かにすることはできません。目に見えない部分だからこそ、信頼できるものでなければならないのです。
そのような状況下で、国元商会は独自の製品で建設業界の縁の下の力持ち的存在として長年、信頼され続けてきました。これからも同社の製品は建設現場で必要とされることでしょう。

採用情報について

国元商会では、新卒採用とキャリア採用の両方を募集しています。新卒採用では、営業職と営業事務、経理を募集しています。

営業はAT限定でも構わないのですが普通自動車運転免許取得者に限ります。経理は、日商簿記2級以上を取得している方となります。勤務時間は9時から17時20分までで、1日7時間15分の労働時間。営業職の勤務先は大阪本社と東京、それ以外は大阪本社勤務となります。
基本的には週休2日制で夏季休暇や年末年始、特別休暇や有給休暇など年間休日が113日あります。年2回の賞与もあり、健康保険や厚生年金、雇用保険や労災保険の他、社宅・独身寮もあります。国元商会は社員親睦会や社員旅行も開催されており、福利厚生はしっかりとしています。

国元商会のキャリア採用は、製品開発や営業、経理、総務を各1名募集しています。すべて大卒以上が要件です。製品開発はCAD(2D・3D)経験者であること、営業は法人営業経験3年以上であること、経理は日商簿記2級以上を取得していること、総務は総務人事経験が10年程度あることが条件となっています。
勤務時間と福利厚生は新卒採用と同じです。新入社員教育や配属後OJT、自己啓発支援もしっかりと行っています。

グッドデザイン賞